こんにちは。ミニシュナ日記にようこそ。
ミニシュナ源氏君の腫瘍を手術した話①に続き、今回は手術当日までの話です。
4月の最初の週末に獣医さんに診ていただくと手術を勧められました。
悪いものだといけないので早めに手術をすることになり、オペ日は次の週、4月10日に決まりました。
「悪いものかもしれない」という事実は、衝撃的でした。
また、血液検査の結果、源氏君は低栄養状態だとわかりました。
冬の間は体重が減りがちなので、多めに食べさせていたつもりだったのに。
「ミニシュナは食欲旺盛であげたらあげただけ食べる」とよく聞きますが、源氏君は明らかに途中で興味を失って食べなくなります。
「自分で食べないくらいだから栄養は足りているんだろう」と思っていたのに、源氏君は腹ぺこだったのか?
当日まで、私は気が気ではありませんでした。
「もっと早く、腫瘍が小さいうちに獣医さんに診てもらっていたら、手術が簡単だったはず」
「いやいや、小さければ経過観察になって同じことになったかも」
「いやいや、知らぬが仏ということわざもある」
「源氏君は自分が週末に手術受けるとも知らずに、ご機嫌過ぎて不憫だわ」
ああでもない、こうでもないと考えては、「今できることは術後の回復を促すために栄養をつけさせること」とたくさん食べさせました。
源氏君は、元々食の細い犬です。といっても、食べないのは主食のドッグフードで、気が乗らないと、朝のご飯が夜まで残っていることがあります。
副食のトマトやチーズ、ブロッコリーなどの好物は全部ペロリ。
標準より体重が少ない上に、低栄養状態なのだから、とにかく食べさせることにしました。
禁じ手かな~と思いながらも、朝晩、手から食べさせ始めました。
ドッグフードを4、5粒手のひらに載せてあげていました。
ほどなく、源氏君は甘えん坊全開で、手のひらに載せたドッグフードは食べなくなり、私が指先でつまんだ1、2粒を、「ペロペロ」のかけ声で食べるようになりました。
「はい、ペロペロ。」「上手ね!」一口ごとに励ましながらのお食事タイムです。
そのうち、源氏君はごろりと横になって食べるようになりました。
「この甘えん坊め!」と言いながらも、とにかく1粒でも食べて欲しくてセッセと源氏君の鼻先にえさを差し出すのでした。
でも残念ながら食べたら出る、ということで体重の増加は微々たるものでした。
犬用のサラダチキン(味付け無し)を作ってトッピングしました。
こちらは手であげようとする私を邪魔にするくらい食いつきがよかったです。
これからのサラダチキンは源氏君と花子の弁当用の2種類を作ることになりそうです。
源氏君の食事を応援する私のかけ声は、同じリビングで、勉強する花子(受験生)には間違いなくお邪魔でした。
とはいえ、源氏君のことが気の毒で私は励まし続けました。
そして、手術当日を迎えました。
手術当日の様子はミニシュナ源氏君の腫瘍を手術した話③に続きます。
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